読みの大切さ2

昨日の続きです。

ぼんちゃんが本を読めるようになりたいと話してくれたのは、私にとってはかなり嬉しい出来事の一つでした。
昨夜は

目は見えているけど、暗闇の中にいるような

と書きましたが、言い換えれば

読字を避ける傾向にあるために、失っていること(機会)がたくさんある

と常々思っていたので…
私がみてあげられない時間は、手っ取り早く楽しめるゲームなどで”暇つぶし”をしがちです。
これは、文章を読み思考する楽しみとは異なるもの。

で、きらりママさんのブログにコメントした際にも思ったのですが、本人がやる気にならない以上読みの練習は厳しいだろうと。
なので、読みの練習をしてみたいという初めの一歩が嬉しかったのですよね。

ディスレクシアの影響は多岐に渡ります。
読み書きそろばんというように、それが困難であるというのは学校では致命的。
いくらポテンシャルがあったとしても、はっきりと視覚化されない(程度が測りにくい)障害によって本人のやる気が失せてしまったり、サポートも難しいです。
練習をしてもうまくいかないかもしれません。こればかりはわからない。

けれど、やっぱり私は…
私(お母さん)なしでもぼんちゃん自身が読みたい本を読ませてあげたいし、ページをめくる楽しみを味合わせてあげたいです。
勉強ももちろん大事ですが、まずはその前段階といったところでしょうか。

今溜まりに溜まったZ会を持たせていますが、案の定あまり進んでいないようで。

大丈夫かなぁと不安になる時も多々ありますが、焦らず練習していこうと思いました!

週末はGoogle mapを見ながらアテネやオリュンポス山の位置などを確認したり、2年前にばあばと一緒に旅行で訪れたパリやロンドン、北の街などを見てみたりして楽しかったです。

f0364728_10500464.jpg


写真はハワース。
ブロンテミュージアムに行ったり、保存鉄道に乗ったり、楽しかったです。
ぼんちゃん的にはブロンテ姉妹など全く興味外なのですがね…狭いキッチンで物語を執筆していた、という説明や、可愛らしい小鳥の絵には感激していました。
また行きたいなぁ。



[PR]
by icecream07 | 2016-09-05 10:13 | ディスレクシア

読みの大切さ

ぼんちゃんも学校が始まりました。
クラスはぼんちゃんともう一人と、超少人数。
それぞれ個別に授業を進めてくれているようです。
そんなわけで、先生からの連絡もとても丁寧。
その中に、
「(地元の)学校はもうほとんど大丈夫、行けそうだけど、不安なのは先生がまだ少し怖いこと…とお話してくれました。今後は先生のどなり声を聞いた時の対処も練習していく予定です」
とありました。

…私はぼんちゃんと接していて時々思うことがあります。
目は見えているのだけど、暗闇の中にいるような、そんな不安感が絶えずつきまとっているようだなと。
それは本人の性格+アスペルガーだからかもしれませんしディスレクシアだからかも、または相互作用によってそのような不安を抱いているのかもしれませんが。
なので、先生が怖いという気持ちが気の毒でならず007.gif
せめて好きな本を読むことさえできたら多少でも自分に自信が持てるかしら、とも思いました。
一冊の本の中には広い世界が広がっていますしね。。

ぼんちゃんは読み書きでいうと書きの方が大変なようなのですが、それでも読みが困難であることには変わりなく、文章から離れるというのは年齢相応の語彙力も付いていかないということになります。
会話はできても、文章になると途端に幼稚園児程度になってしまう。
親である私が見てもそう思うのだから、他人が見たら(精神性含め)年齢相応には絶対に見られないだろうなぁ…と思います。
そんなわけで、読みの練習は必須だと改めて思いました。

そこで、ぼんちゃんに自分で本を読んでみたいと思う?と尋ねてみると、練習して読めるようになるなら、というお返事。

「僕は『イリアス』を自分で読みたい」

と。

そりゃ、自分のペースで読めないのはつらいですもんね。私も眠気に勝てませんし。

あの小さな字の塊を果たして読めるようになるのかわかりませんが…週末は少しずつ読みの練習を始めようと思います。




[PR]
by icecream07 | 2016-09-04 22:36 | ディスレクシア

カチンとくるのか…

これはちょっと前の話になります。

教育者からの不適切な対応などで苦しんでいるお子さんたちについて綴られたブログを読んでいると、私もついぼんちゃんのことを考えてしまって、とても悲しくなります。。

以前、発達障害児や不登校児の支援に携わっている人からこんな言葉を聞いたことがあります。
それは、

「口達者なアスペルガーの子たちには正直カチンとくることも多い」

ということ。

確か、ぼんちゃんが担任教師と合わないと相談した時のことです。
多分、その方は担任教師だけを批難できないと、そのような文脈で上のようなことを仰ったように記憶しています。

日本ではギフテッドの概念がありませんので、もしかしたらですが、その「カチンとくる」中にギフテッドや2Eの子たちがいてもおかしくないなと、そう思いました。

しかし、です。
仮に「カチンとくる」ことが事実だとしても。
教育者は教育のプロフェッショナルであるはずで、そしてそれ以前に大人なのだから、そして心を傷めたり不登校になっているのは師弟であり(って古いか)子供なのだから、やはり私は教育者に対しての擁護は難しいと思っています。

カチンとくるのはなぜなのか。
彼らのソーシャルスキルの低さがそうさせるのか、はたまた、優秀過ぎて生意気に感じるのか。
喋り方が気にくわないのか。
話す内容が気にくわないのか。

教育者の何気ない一言で、何気ない仕草一つで、傷ついているのは子供たちなのに。

もちろん、腫れ物に触るように扱って欲しいと言っているわけではありません。
たとえ相手が子供であろうと、たとえ相手が発達障害だろうと、一個の人間として接して欲しいと、私は思うんですよね。

…そう考えると、そのあたりはその人の人間観による部分がとても大きいように思います。

ところで、一連のドラマや映画を見る前に、夏目漱石の「野分」を読みました。
読みながら、ギフテッドの内面とはこんな感じなのかなと思いましたし、”ごく普通の賢い人”との対比が面白く感じました。
青空文庫で読めるので、まだ読んだことがないという方がいらっしゃいましたら、ぜひ。














[PR]
by icecream07 | 2016-08-28 20:01 | その他

おかえり、ぼんちゃん

毎週金曜日はぼんちゃん帰宅の日。

水曜日にぼんちゃんの幼なじみから
「今日遊べますか」
と久しぶりに電話があったので、金曜日の午後なら戻ってきてるよと伝えておきました。
伝えながら、(そうは言っても、ぼんちゃんが遊びたいと思うかどうかわからないなぁ…)と、少しばかり心配をしておりました。
そして、今日。
私たちがお昼ごはんを食べて家に戻ると、既に彼が家の外で待っているではありませんか。
ぼんちゃんもお昼ごはんの前から彼に会うのをとても楽しみにしていたので、お互い大喜びの再会となりました。

学校での問題が出始めてから約3ヶ月、ぼんちゃんは仲の良い友達も避けるようになっていました。
幼なじみの彼は何度も家に来てくれたけど、挨拶すらできず…
なので、幼なじみの彼はぼんちゃんがずーっと熱を出して寝込んでいると信じていました。

完全に抑うつの状態だったぼんちゃん。

私は抗鬱剤を飲んでまで学校に行くということには疑問を感じて飲ませてはいなかったものの、様々なことに怯えての夜尿や解離(幻影を見る)はかなり重い状態だと悩みました。
何とか安心させてあげたかったけれど、それには一度”完全に学校や地域と離れる”必要があったんだろうな…と、今思います。
(ぼんちゃんはクラスメイトには会っていませんでしたが、通級には通っていました)

今またこうして以前のように楽しそうに遊んでいるぼんちゃんを見て、少しずつ安定してきていると感じています。
まぁ、これはいろいろいろいろありながらも、”完全に学校や地域と離れる”という点で、入院してみて良かったと思えることの(大きな)一つです。







[PR]
by icecream07 | 2016-08-19 16:48 | 入院

昨日、ぼんちゃんが入院している病院の担当心理士から連絡がありました。
ぼんちゃんは様々な検査をしているのですが、生育歴を聞きたいので次回いつ病院に
来れますかと。
その際、
「お母さんはぼんさんをディスレクシアだと思われているようですが…」
と言われて、怒りが一気にぶわぁああ!と022.gif
(心理士には罪は無いのですけどね…他の病院の診断を認めない主治医に怒りが)

ここでぼんちゃんの主治医について説明しますと、ギフテッドの子どもたちを診てき
た医師チームの一人で、私はそれもあって病院を選ぶ際、一縷の望みをかけて受診し
たのです。5年前の話です。
しかし、現実にはギフテッドのギの字も出ませんし、しかも誰も彼もがアスペ認定で
(つまり私も夫も、私の父や母なども)これじゃあほとんどの人がアスペじゃないか
と…もちろんスペクトラムと考えれば多かれ少なかれその特性は見られるでしょうけ
れど。
でも、まだ期待していたんですね、私は。
大馬鹿モノです。
入院を決めたのは、
■どうも担任教師へのトラウマがあり、教室で幻影が見えているようだ(お化けです)
■不安が増大し、私から離れられなくなった
■自分一人の世界に引きこもるようになった
などなど、本人も思うところがあったらしく、環境を変えてみることに同意したため
です。
入院と言っても平日だけの入院で、つまり寮生活に近いもの。
平日の間は病院に隣接された特別支援学校に通う予定です。
(こちらの学校の雰囲気はとても良かったし、指導法は特にないようでしたが、ディス
レクシアについても理解がありました)

しかし。

入院のサインをした後に医師から

「お母さんの過干渉が不登校の原因じゃないの?」

と言われ、顔面蒼白になった私。
バカヤロー!過干渉って虐待じゃないか!

…と、2日後くらいから徐々に怒りが湧きはじめ(多分あまりの衝撃でフリーズしてしまっ
ていたのだと思います。この癖…)、今もまだもちろん怒っていますけど、ここで怒ると更
に私の過干渉が疑われるという恐ろしいことに。
というわけで、今伝え方を考え中です。

多分、ギフテッドの親御さんて、その子どもの特性(特異な学習)から過干渉を疑われるこ
ともあるのではないかと思います。
そんなことはないかな…
子どもを自分の所有物と見なし、無理やり勉強をさせているだとか(←これが一番疑われや
すいのでは)。
そして、多分主治医の思考回路を想像するに、

ディスレクシアだから(本来うちの子は勉強できる
はずなのに)勉強ができないと訴えたいのだろう

と思っていそう。
なので、ぼんちゃんのディスレクシアも認めていない/認めたくないのかもしれない。

…そんな簡単な診察だったら私でもできるわ、ボケ!

と、怒りたい気持ちを抑え中です(抑えてないか。すみません〜)

f0364728_13380733.jpg



これはぼんちゃんのディスレクシアの診断書及び学校への指示書です。
LD学会に所属している眼科の先生がほぼボランティアで行って下さっている視覚発達検査
の結果。
きちんと学校への支援指示も書いて下さっており、今の主治医と大違い。

今後どうするか、考え中です。(再)
と言っても、病院隣接の小学校には通う予定ではあるし、変に疑われるのも困るので、慎
重に意見は述べたいと思います。

ぼんちゃんに本当に申し訳なく、障害ばかりに気を取られていた私の大バカ者!と悲しい
気持ちでいっぱいです007.gif
障害があるとどうしても病院に行かねばならないのですが…
ギフテッド・LD発達援助センターさんのこのブログ、今更ながらよくわかります。



にほんブログ村 子育てブログ 2Eチャイルド育児へ
にほんブログ村
[PR]
by icecream07 | 2016-08-09 13:13 | 入院