先日、フリースクールのコンサートが開かれました。
コンサート、というより、Live!です。
フリースクールの生徒たちと先生やスタッフ、そして本物のアーティスト(多くの方が聴いたことのある元有名バンドの方や、かなりコアな伝説級の方まで)が参加され、一緒にLiveを行なったわけです。

その子供たちののびのびと演奏する様子!

皆が皆、音楽に興味があるとは思えないのですが、生徒たちの演奏の完成度の高さにはびっくりしてしまいました。
棒立ちで(!)演奏するバンド、そして、ぽっちゃりしていてとてもギターを弾くようには見えない中学生男子の素晴らしいギター。

みんな、フリースクールに通うようになってから楽器を覚えたのだそうです。
「プロ(本物)に教わるってこういうことなんだなー」
と感心してしまいました。

ちなみに、小学校へそのチラシを配ってもらえないかと面談の際にお渡ししたのですが、「教師たちには配るけど、学校に置けるかどうかはわからないから。ごめんねー」と、フレンドリーそうで実はかなり保守的な養護教諭に言われ、私は
(だからぼんちゃんが学校嫌いなんだって一生この人は気づかないんだろうなぁ)
と、心の中で悪態をついてしまいました。
一応、名目は福祉系のコンサートだったので、近所の野球チームの募集などと一緒にされたあたりカチンときましたね💢
”ルール”なんでしょうけど。

それはさておき、バンドでベース&ドラムを演奏していた高校生。
彼は通信制で高卒認定を既に取っているのだそう。

小学6年生からうちに通っているけど、こうして高卒認定も取れるしねぇ…彼は学校が嫌いなだけで、勉強できなかったわけじゃないから。いろいろ道はあるよねぇ」

と、フリースクール主宰のO先生に励まされました。
彼は今、フリースクールのカフェでバイトもしているようです。

とにかくゆるい場所(フリースクール)ではあるけれど、ぼんちゃんが時間の管理ができるようになったことや忘れ物などがほとんどなくなった(荷物が少ないってのもありますが)ことは、私としては心が安定している証なんだろうなと思いました。
ぼんちゃんが生まれて10年、今が一番キラキラしています。
そしてこれからもそれが続くといいなと思いました☺️

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完全に音楽好きな少年です。

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# by icecream07 | 2017-07-06 00:24 | フリースクール

昨日は週に一度の塾の日でした。
最近は嫌がって泣くこともなく、フリースクールが終わると電車で最寄り駅まで帰ってきて、駅と自宅の中間にある塾へ直行するようになりました。

今ぼんちゃんは自宅やフリースクールでは全く勉強をしていなくて、頼みの綱はその塾の時間、週に一度・2時間半だけです😓
その内1時間は英語なので、1時間半で国語と算数を学んでいるわけです…

昨日は塾の先生から嬉しい言葉をいただきました。
なんと、算数がよくできているというのです🎉
こっそり、
「学校へ通っている子よりもできていて、びっくりしました」
と教えてくれました。
先生は「漢字も書けていますよ、字は汚いけど」と仰っていましたが、学校では20点-0点ばかり取っていたので、どうなんでしょう?

算数の小テストでは90点以上を取れたようです。

そろそろ受験の話もしなくては、と思いつつ、先生とゆっくり話す時間もなくきてしまっていました。
ぼんちゃんの気持ちとしても他校(私立など)に興味があるようだったので、まずは学校見学に行ってみようと思います。
こんなことを日常の会話で言ったら笑われそうですが(なのでブログに書きますが)、ぼんちゃんがやる気にさえなればこの辺りのトップクラスの中学校だって受かるかもしれないのになーなんて思います。
もったいないなぁ、と。
その辺りも塾の先生に相談してみようと思います。

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# by icecream07 | 2017-06-30 13:10 | ぼんちゃんの学習

この不安定な天気についていけないのか、単に風邪なのか、体があまりに重いのでお休みをしています。
ぼんちゃんもかなりハードスケジュールだった最近。
二週間に3回もフェス&ライブに行き、それでもとても元気です。(フェスはお父さん担当、ライブは私)
ライブは以前も観に行った(ひょっとしてぼんちゃんの初恋?の)方のライブ。
今回はギターの方も一緒で、帰り際に
「ギター、とてもカッコ良かったです」
とその方に伝え、知人である主催者から
「ぼんちゃんの言葉にとっても喜んでたよ」
とメッセージをもらいました。
かなり渋い演奏だし、ぼんちゃんが日頃聴いているパンクとは全くジャンルが異なり政治性の強い(そして、やや)前衛的な音楽なのですが、何か響くものがあるんでしょうね。
イントロからどの曲かもすぐわかり、改めて耳が良いんだなと思いました。

だいたい楽しいイベント後はげんなりして学校を休みがちだったぼんちゃんですが、翌日もさっさと支度をして、9時には「行ってきまーす」と家を出て行きます。
今は帰宅は5時近いのですが、毎日楽しそう。
しつこいようですが、自発的に支度をして、自発的に出かけて行くぼんちゃんを見るのは初めてなので、私も夫も本当に驚いています。

ただ、私たちにも不安がないわけではありません。
フリースクールは18歳までいることができ、カフェも何店舗か経営しているので、そちらでの就労支援もあります。
しかし、果たしてぼんちゃんはそれでいいのかなぁ…と。
まだ先のことですから(そして、フリースクールもまだ行き始めたばかり)思い悩んでも仕方ないのですが、学校よりも魅力的な場所を知り、ますます学校から遠のいてしまうかも?などと悩んでしまうのですよね。
なぜそこまでフリースクールがぼんちゃんにとって魅力的かというと、私が予想するに、運営者の先生のマインドとぼんちゃんのマインドが似通っているからだと思います。
音楽や映画という共通する趣味はもとより、政治的な思想、困っている人(社会的弱者)への思い、など。
そうした熱い想いを抱いていながらもうまく表現のできないぼんちゃんにとって、フリースクールの先生はまさに”先生”なんだと思います。
ぼんちゃんが小学校に戻れない理由の一つとして、そうした思想が学校の根底にないこと(当たり前ですが)もあるのかなと思います。

この間森村誠一の「人間の証明」のドラマを観て、その話をお客さんとしていたぼんちゃんですが(ぼんちゃんはドラマを観て大泣きをしてしまった。赤ちゃんみたいに!)、そこへ居合わせた担任の先生が「人間の証明」を知らず、なんとなくシラっとした雰囲気になってしまいました。
つまりは、そういうことかな、と思っています。

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# by icecream07 | 2017-06-27 09:39 | フリースクール

金曜日の夜から今日まで、ぼんちゃんはお父さんと泊まりがけでsatanicに出かけていました。
いつの間にか日本のpunk rockマニアとなったぼんちゃん。
私が聴いてもよくわからない曲をよく知っています。
そして、今日は池袋のサンシャイン水族館へ。
危険な生き物”もうどくてん”を観て、こちらも面白かったようです。
ぼんちゃん3歳の頃は東京にいたので、サンシャイン水族館もよく行きました。
(都内の水族館はほぼ制覇したのでは!)

私は今日はソーシャルワーカーさんとの月に一度の面談日でした。
ぼんちゃんは小学校の授業を久しぶりに受けた後に不眠で大変だったので、学校との繋がりを再度考えるためにスクールカウンセラーさんにも同席していただきました。
担当ソーシャルワーカーさんは私より10歳ほど年齢が若く、ぼんちゃんの好きなインディーズバンド全盛期の頃高校生だったので、ぼんちゃんの趣味を高く評価してくれています笑
「僕が一話すと十返ってくるくらい詳しい」
と。
それを真面目に頷きながら聞いてくださっていたスクールカウンセラーさん😅

いろいろお話しましたが、最終的に
「ぼん君はうっすらと自閉傾向は見られるけれど、アスペルガーではないのでは」
という話になりました。
私は、小学校からぼんちゃんがアスペルガーとして支援優先で見られることに慣れてはいましたが、 本人に合っていない指導も多々あり(たとえば、入学式の時からそうなのですが、「突然席を立ってあちらの扉から外に出たりしてはいけませんよ」とか)、何か腑に落ちないものを感じていたので、紆余曲折はあったものの、自分自身もこれからは別の視点でぼんちゃんを応援していこうと改めて思いました。
(ギフテッド、または、ディスレクシア特有の独特さ?)

ソーシャルワーカーさん・スクールカウンセラーさんともに、フリースクールで出会ったぼんちゃんと仲の良い少年についても同じようなことを言っていました。
無責任なことは言えませんが、じっくり本人と関わることで診断名と異なる印象を受けるのかも?
だとしたら、医師によって診断が異なる可能性もあり、それはより慎重に行われるべきだろうと思いました。


ぼんちゃんは内向的ではないのですが、初対面の人などには警戒心が強いです。
また、先日元高校の古典の先生に会ったのですが、ぼんちゃんは古事記について話をしたかったのにその方がほとんど知らなくて(そして、まともに取り合ってもらえなくて)、憤慨していました。
古典のテクニックではなくて、ぼんちゃんはその世界について話したかったのだと思います。
そういう時のぼんちゃんは、
「なぜこうなったかわかりますか?」
などと、反抗的にわざと難しい質問をして相手を困らせるところがあります😓
たぶん、ですが、病院の心理士に対しても同じことをしたのでしょう。

ぼんちゃんはユニークで不思議な子には変わりないですが、彼の大切にしているものを私も尊重し、ぼんちゃんの成長を見守りたいと思います。




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# by icecream07 | 2017-06-19 22:57 | ギフテッド/2E

他人の気持ちを読み取る

ぼんちゃんが本当にアスペルガーなのか私は時々悩むのですが、他のアスペルガーのお子さんに会ったことがあまりないのでわかりません。
アスペルガーだけど、他人の心の動きや特徴を捉えるのが得意だとか、そういう事例もあるのでしょうか。

先日、おかしなことがありました。
お店の定休日、翌日の支度のために私たちがお店にいると、通常の営業日の閉店間際に小学生の娘さん連れのお父さんがご来店されました。
私は奥の部屋で作業をしていたのでご来店時に気づかなかったのですが、ぼんちゃんに呼ばれて出ていくと、そのお父さんはホッとしたように商品を買って下さいました。
お会計の際に、
「今日は実は定休日で、普段でしたら他にもいろいろご用意してますので…」
とさりげなく(さりげなくないか)定休日のお知らせをすると、お父さんが娘さんにど突かれていました。
後でぼんちゃんが、

「あのお客さん、『ギリギリ間に合ったー!いいか、これが本当のラッキーって言うんだよ』って娘に言いながら入ってきたから、今日はお休みですって僕は気を遣って言わなかったのに、お母さん思いっきり言うんだもん。あのお父さん気の毒だったね」

と言うではありませんか。
お店としては定休日を伝えるのは大事なことなんで言わないわけにはいかなかったんですけど、私はぼんちゃんのその気遣いというか、自信満々なお父さんの発言に対しての戸惑いを想像すると(申し訳ないけど)可笑しくなってしまって😅

…しかし、こうしたシチュエーションは、アスペルガーの人にとっては苦手なようにも思うのですが、どうなんでしょうね。

また、他人の気持ちの変化に気づきやすいため、仲良しのお客さんがいつもと違うと
「今日◯◯さん、なんだか元気なかったね」
などと言ったりします。
その◯◯さん、翌日にもいらっしゃったので(とても元気だった)、
「そういや昨日ぼんちゃんが心配してましたけど」
と話すと、
「あ、見抜かれてましたか。実は…」
なんて、理由を話してくれたこともあり。
その理由がその日のぼんちゃんの不機嫌と同じだったので、◯◯さんとぼんちゃんは二人で大笑いです。
「やっぱりアレは厳しいですよねー!」
と。
(うまく説明できないのですが…)

同級生との間の出来事もそうです。
3年生の時、私にも礼儀正しく挨拶をしてくる少年がいたのですが、実は裏で同級生のお小遣いを巻き上げだりしていたようで、ぼんちゃんは私に
「お母さん、騙されないで。あれはお母さんの前だから仲が良いように声をかけてきただけだから」
などと顔を強張らせていました。

とまぁ、こんな具合に、ぼんちゃんの毎日は他人の気持ちの情報で溢れかえっているため、精神が疲弊しきってしまうようです。
今は少人数なので情報過多になることはあまりないのですが、久しぶりに学校に行った後はやはり不眠に悩まされておりました😢

本人の思い込みだけではないのがつらいところです。

ぼんちゃんは私から見て全く普通枠の子供ではないのですが、私が思うアスペルガーのイメージとも異なります。
見通しが立たないと不安になるのでサポートを、と指導されることもあるのですが、予定を話した時点でうんざりしてしまうこともあるので、奇襲作戦の方がうまくいったりするのですよね。

診断名が何であれ、私は構わないのですが、医療関係者や学校から合わない対応をされると本人も辛かろうと思います。


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# by icecream07 | 2017-06-17 23:06 | アスペルガー