朝から涙する
2017年 08月 30日
それは、シリアの首都ダマスカスの難民キャンプ・ヤーモウクに生まれ育ったパレスチナ難民であり、バレエダンサーのAhamd Joudehの記事でした。
英語がおわかりになる方は、下記動画をご覧下さい。
彼の父親はバレエなど恥ずかしいと、彼を殴ったり衣装を燃やしたりと、様々な妨害をしていたようです。
しかし、彼のダンスへの情熱は強く、その後ISISにより「ダンスを続けるならば殺す」と脅されても怯まず、彼はタトゥーショップへ行き、首にDance or dieとサンスクリット語で入れ、彼らが斬首する際には必ずその言葉が目に入るようにしたのです。
(facebook記事より転載)
彼のダンスへの情熱は人々の心を動かし、今、アムステルダムの国立バレエ団で活動をしているそうです。
彼の言葉が素晴らしく美しいのだけど、私の英語&日本語力ではうまくお伝えできません。
4:30〜あたり、ご視聴いただけましたら。
"That's so beautiful!"
という彼の表情が"so beautiful"です。
******
シリアにはISISにより住居を奪われたパレスチナ難民、つまり二重難民となった方々もおられます。
彼のご家族もそう。
歴史を辿る意味は、他者や他国を非難するためではなく、そこから平和を探ることであると思います。
100年前の過ちから学べることはたくさんあると思います。
彼の美しい表情から、そんなことを思いました。
****
彼の話を朝からぼんちゃんにしていたら、ぼんちゃんはムスッとして、
「早くお弁当ちょうだい。電車に間に合わなくなっちゃう」
と(苦笑)
今日はドラムレッスンがあるので、楽しみに出かけていきました。
そんな平和に感謝しつつ。
by icecream07
| 2017-08-30 09:40
| その他