差別主義者(修正しました)
2017年 08月 14日
というような、レイシストさながらの発言をよみ、心底驚いてしまいました。
これ、日本で言うならば、
「さすが、かつて人間を『丸太』と呼び、様々な人体実験の”道具”とした、サディステックな国民性」
ってことと同義ですよね?
個人的には、イギリスの国民投票でBREXITが選択された事実をみるに、ドイツのメルケル首相が「今まで通り(EUは離脱するが、関税同盟など単一市場の享受は継続)などという虫の良い話はない」というのは至極当然のように思うのです。
それをあたかも
現ドイツ(政府)がいまだナチスドイツの影を引きずっているような、読者に偏った情報を与えていることに、私は思わず呆れてしまいました。
その批判の仕方について、私は呆れたのです。
自分の意に沿わないゆえに、政府・国民単位で批判するその姿勢。
ナチスドイツとの決別を厳しく取り締まり、反省を続けるドイツ国民全体への最大の差別&侮辱発言。
そんな差別発言をなんの躊躇もなく公開できる神経は、正直理解しかねます。
私はイギリスのEU離脱も本当に残念に思っており、現実的なメルケル首相の発言に関しては心の底から、
当たり前!
という思いが強いです。
こうした問題は私情と切り離して考えるべきです。
何もかもが自分の希望する通りにはならないのだから。
その鬱憤を晴らすために、それを一括りにナチスドイツと絡めて”国民性”などと形容すべきではないですね。
事実は事実ですが、原因は別の(イギリス国民の)部分にあるのです。
…正直、そんな差別主義者によるギフテッド論は恐怖でしかありません。
人間は肌の色や国籍や、過去の国の過ちから判断されるべきではありません。
今どうであるか、が、重要だと思うのです。
今眼前にいる子供に必要なことは何なのか
それを考えることは果たして差別となるのでしょうか。
ちょっと考えれば、理解できることではないかと思います。