それは期待ではない

知人が社会貢献に目覚め(私が出会った時には既に目覚めていたのだけど)、市議となり社会を良くしていきたいという夢があるのだと聞きました。
うちはぼんちゃんが不登校で障害があるので、何か手伝えることはないかと、そんな話をしてくれました。
この数年間手を尽くして、やっと安心できる場所を見つけたばかりの私たち。
正直なところ、学校でのict教育の必要性について、または、テストを別室で受ける権利を、といったような配慮を求める活動とも心が離れており、むしろ問題はそれとはまた別の部分にある(つまり学校が心底楽しくない)のではと思い始めている矢先のことだったので、少し戸惑いました。
それがギフテッドだから、というのは、まだ私にはわかりません。
が、ぼんちゃんの様子を観察すると、その傾向はありそうです。
社会貢献、それも発達障害界隈に何かアクションを起こしたいと彼女が考えているならば、発達障害にプラスしてギフテッドという概念を知っておくのは今後のためにも良いのかもしれないとも思い、チラッとそんな話をしました。
ギフテッドという概念をザッと説明しても、すぐさま理解に至る人は稀です。
「子供の才能に期待をして、その才能が開花しなかった場合、子供がかわいそうじゃないのか」
というような言葉が出ました。
期待。
私がぼんちゃんに期待をしたことって何かあったかな…と、ふと考えてしまいました。
どちらに転がっていくのかわからず、いつも心配はしているけど、好きなことは応援してあげたい。
そんな具合です。
ギフテッドという概念は一般的に「子供に過剰な期待をしている」と勘違いされやすいものなのかもしれませんね。
それを直接私に話してくれたのならまだ良かったのですが、別の知人から彼女がそんな風に言っていたと聞いて(だから、資料を用意して話し合いをしようと)、果たして理解される日はくるのかしら…などと考えてしまいました。
思い切ってギフテッドという言葉を出したのは、とある悲しい出来事と、学校にフィットせず大変な思いをしている高校生のお母さんと話した経緯もあり、全てが”発達障害だから”適応障害を起こしていると括るのにはあまりに雑だと感じたからです(理由が異なる)。
もちろん、そういう場合もあるのですが、診断がついていなくとも周囲からうっすらと
「能力は高いけど、あれはきっと…」
とジャッジされていることに強烈な違和感を覚えたのです。
かといって、個々の能力に過剰な期待をしているわけではありません。
どうしたら子供が安心して生きられるか、いまはただそれだけを考えています。
才能が開花したならば、それは付属のようなもので。

そんなわけで、あーちゃんママさんやカクタス通信さんの訳して下さったものを資料としてお話してみようかなと思います。

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Commented by suzu62taha88 at 2017-07-24 06:11
あーちゃんママさんやmaiさんの訳してくださった資料など、本当に私としては、しっくりいくことばかりです。

是非、そのご友人に本質というものをお伝えください。必ず飲み込める時が来ると思います。

私は、感受性の強いことからくる辛さをお話しすることが多いです。

その感受性の強さはどこからくるのか。ということが話せる。
その感受性の強さから感じ取らなくても良いことまで感じては、自分自身の心まで、傷つけてしまうので、集団の中にずっとはいられないですものね。
その集団に違和感を感じたらなおさらです。

その辺、わかってほしいですね。
Commented by icecream07 at 2017-07-24 18:26
ふぅ君ママさん

そうですね、感受性の強さについて話してみようかと思います。
先ほどあーちゃんママさんの「燃えるギフテッドの脳」と、maiさんが訳して下さった記事をいくつかまとめたところです。
自分が何者なのかわからず、同世代に馴染むことが難しく、更には様々なことが”わかって”しまうのは本当につらいことでもあると思います。
諸刃の刃とは、まさにそうですね。

なんとなく知的に高かったり、才能があるというように捉えられがちですが、ギフテッドの子供たちを守らねばならない理由はきちんとお伝えしようと思います。
発達障害の子供たちの支援と同じくらい大切なことのように思うので…
by icecream07 | 2017-07-24 00:56 | ギフテッド/2E | Comments(2)