人気ブログランキング | 話題のタグを見る

生きやすい場所へ

ぼんちゃんのフリースクールの(とても面倒な)手続きも終わりに近づき、早ければ来週から通う練習が始まります。
ソーシャルワーカーさんとの面談もあったのですが、超人的読み取り能力をお持ちの方で、私の拙い言葉から的確にぼんちゃんの状態を理解してくれて、良き理解者を得られたことに感激しています。
また、私たちの住む地域の学校の先生方のLD含む発達障害への理解がほとんど進んでいないこと・フリースクールに通う子供たちの担当ソーシャルワーカーさんたちが門前払いであることも知り、担任と通級指導の先生(この春異動となってしまいました)と最後の面談時に私が渡した資料をもとに話そうとした際、担任からそれを遮られたということも納得したのでありました…

私も少し前までは学校に通った方が良いのかと悩んでいましたが、フリースクール見学後の今ではすっきりサッパリその思いもなくなり、ぼんちゃんの生きやすい場所へ通えばいい!と考えが変わりました。

型にはまった勉強は相変わらず嫌いです。
週に一度の塾に行くのも嫌がる日があるのですが、それでも先週は算数の小テストで満点を取ってきました!
元通級指導の先生の
「私がこんなこと言っちゃいけないんだけど、ぼん君にとって学校って意味があるのかな〜って思うときがあって。」
という言葉を思い出します。
もちろん、学校は勉強だけでなく社会性を学ぶ場でもあると思うのですが、それならばフリースクールで十分学べそうです。

”生きやすい場所”というのはぼんちゃんの親である私自身も長年悩み続けてきたことなので、最終的にそんな場所をぼんちゃんが自身で見つけていける力を養うことも大切なのかもしれないと思っています。

私にとっての自分が自分でいられる場所というのは、無理して誰かに迎合したり(我儘という意味ではなく、自分の意志を持つこと)、人間関係において苦手な策略を練る必要もなく、ただただ自分に嘘をつかず意志のままに生きることだと思っています。
当然のことのように思うかもしれませんが、あからさまにそれらを表明する必要はなく、一個の人間としての他者がいて自分がいる、それを念頭に、たとえ笑われても滑稽でも強い意志のもとで一度きりの人生を生き抜くのが私にとっては生きやすいようです。

今流行りの「忖度」「人間関係においての策略」というのが昔から大嫌いで、やはりNOと言うべきことははっきりNOと言いたい、などという事案があったので、ついそんなことを書いてしまいました。

ともあれ、ぼんちゃんも自分が大切にしていることは大切に、失敗をおそれず強い意志で突き進んでいってほしいものです。

by icecream07 | 2017-04-17 09:30 | 登校-不登校