親の会、そしてギフテッドの支援について

今朝は一時間目が体育だったからか、登校できていないぼんちゃん。
冬休みからの三連休明けということもあり、登校は厳しいかもしれないとは思っていましたが…

体育は、ぼんちゃんにとって心配事がたくさんある授業の一つ。

着替え→時間がかかる
グラウンドまたは体育館に行くのが遅れる→既に授業が始まっている
4年生になってほとんど出席していないため、最後の列に組み込まれている→馬跳びなど、背の高いクラスメイトと組まなければならない

などなど。
普段ならそうした懸念があったとしても何とかやり過ごすことはできるのですが、休み明け最初の授業となると不安が強くなりすぎて、授業に参加できなくなってしまいます。

2時間目だけは出席するというので、先ほど送って行ったところ。
体育に参加せず、保健室等で過ごしてもいいんだよ、と言ってみたけれど、それは絶対に厭なのだと泣いていました。
この繊細さと黒か白かといった思考、本人のつらさを考えると胸が痛みます。

*****

どこかにぼんちゃんが安心して楽しく通える学校はないだろうか?と、私は常に考えているような気がします。
また、ぼんちゃんのことを理解して下さる医師はいないのかしら、とも。

このところ、ギフテッドの支援や教育の話題が盛んに出ています。
そんな中、きらりママさんが新たに親の会を立ち上げて下さいました。
ギフテッド(さらに、ぼんちゃんには様々な障害があり、欧米でいうところの2Eであろうと考えています)の親御さんは上記のように思い悩み、そして孤独を感じることもしばしばあるのではないかと思います。
そんな親御さんが集まって、情報を共有し、子育ての苦労やお子さんたちの特異な才能について自由に語る場を作っていただいたことは非常に有難いことです。
教育や福祉の活動は利潤にはフィットしないだろうというようなことを仰った方を以前お見かけしましたが、私も同感です。
誰がリーダーというわけでもなく、自由に・対等に語る場があるというのは、特異なお子さんをお持ちの親御さんにとって(ギフテッドたるや?の)良い学びの場となるのではないでしょうか。
目的に沿った柔軟な思考は、新たな道を切り開いていく大きな力の源になると思うのです。

私は子供に突出した能力がある場合、それを伸ばしてあげることは凹支援と同等かそれ以上に大切なことだとずっと思っていましたし、今もそう考えています。
思い悩み、ブログを立ち上げた時にアメリカのギフテッド情報を発信し、声をかけてくれたのがあーちゃんママさんでした。
親バカで参りましょう、という言葉に背中を押してもらい、今に至ります。
ぼんちゃんのIQに関してはwisc3を1回、wisc4を2回受けていますが、それぞれ下位検査の結果がバラバラなので、ある程度の目安として見ています。
とにかく、コンディションによって変わりやすいぼんちゃんですので、あくまでも目安です。
実際目の前にいるぼんちゃんは”普通の”勉強が突出してできるわけではありませんが(説明が難しいのですが、嫌いな割にできる方です)、教えれば応用のきく子です。
実際、懸念していた4年生の授業の遅れも冬休みの間に塾からいただいたプリントをやり取り戻すことができました。(漢字以外)
それでも学校へ行くべきか…と考えてしまうのは、社会性の勉強と友達との付き合いがあるからです。
何よりも、本人が周りと同じでありたいという強い希望があり、私は将来的に(今もですが)それが彼自身を苦しめるのではないかと不安を抱いています。
※ぼんちゃんは学校では「意欲ある生徒」ではないため教師からも見過ごされるタイプの子どもだろうと思います。

そんなわけで、長年の研究とその成果が積み上げられているアメリカのギフテッド教育のあり方を学ぶことは有意義であると思いますし、せっかくその教育が「一定の成果があげられている」(ぼんちゃんの心理士による)ならば、形を変えず日本の教育に取り入れればいいのにと思います。
それが等身大の自分を理解し、意欲に繋がるならば、なおのこと。

ディスレクシアに関しては、日本はイギリスから30年40年も遅れているといわれています。
オックスフォードの大学院を卒業し、BBC Japanの記者である加藤裕子さんのブログでもそれに関し言及されていました。
同窓の中にかつてディスレクシア支援を受けられていた方々がいらっしゃったそうで。
今の日本では考えられないことだと思います。
(支援方法どころか、専門家自体少ない)

ダラダラと書いてしまいましたが、私としてはブログ・親の会等で共有した情報を元に、子どもに適した環境作りができたらいいなと考えています。

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Commented by suzu62taha88 at 2017-01-10 14:49
繊細なところを分かってあげられず、遅れたとかはみ出したとかなだけを叱ってしまうと、子供は傷つくばかりですね。
それをされやすい子供達が笑顔でいられる環境が欲しいです。

ママさんたちや当事者が、
オフ会しましょうとか、
こんなお勉強会をしましょうとか、
みなさんの交流が個々で発信ができる会はとても有意義になるでしょうね。
Commented by icecream07 at 2017-01-10 17:15
りかこさん

そう、まさに笑顔で安心していられる環境が欲しいです。
不安でいっぱいのぼんちゃんを見るのは私としてもつらく…

親の会では実際にお会いしてお話をしたり、勉強会を企画したりと、良いですよね。
ブログ外では今まで一人でぼんちゃんのサポートをしてきたので、皆さんと交流することによって学ぶことが多々あります。
専門家の方々は頭が固い方も多くおられるようなので、積極的に発信していく必要があるのでしょうね。
Commented by robo223 at 2017-01-10 21:00
私は子供の凸の部分の力を発揮させることこそ、最も大切なことだと考えています。なぜなら、力を発揮仕切れていないと、その部分の力がくすぶって様々な問題を引き起こすと思うからです。例えば、全てがむなしく感じて廃人のようになってしまったり、また、使い切っていない部分を反社会的な方向に使ってしまったりと深刻な事態に陥ると思うからです。

子供のエネルギーはスゴいので、毎日ヘトヘトになるまで自分の力を出し切ることは誰しも必要なことなのに、平等にそういう機会の与えられない子が存在していると思います。

息子のroboもその一人ではないかと思っています。私はroboを2Eという状態にあるのではないかと最近気付き、ずっと疑問に思っていた彼の特性の謎がかなり解けた気がしています。

しかし、それが分かったところで、今の公立の学校にはどこにもroboの居場所はありません。居場所だと思っていた個別支援級も担任の先生に「robo君は天才だから、ここにいるべきではありません。」と言われてしまいました。私はroboが天才だなんて微塵も思っていませんでしたが、その先生はroboが2Eだというようなイメージを持ってらしたんだと思います。

結局、はまるところはないまま、今も試行錯誤を繰り返しながら、3か月後に卒業を控えています。

ただ、roboは単純で、どんな場所でも自分の思いを大声で叫んで、何とか回りが助けてくれるまで引き下がらない図々しい性格なので、今はなんとかやっています。でも、ぼんちゃんはとても感じやすい性格で自己主張も控えめにするお子さんだと思うので、辛さも大きいと思います。

ぼんちゃんの能力が伸びやかに発揮され、安心して過ごせる場所があってもいいはずだと私は思います。大人しくて皆に迷惑を掛けないし、学力にも遅れがないとなると、他の子に手がかかるために見過ごされることも多いと思います。

日本では難しいとは思いますが、それぞれのニーズにきめ細かく応える教育はどのお子さんにも必要なことだと思いますから、私は前向きに考えていきたいと思います。

それから、私のつたないブログを読んでいただき、ありがとうございます。すごく励みになっています。(長文失礼致しました。)
Commented by kirarinpart365 at 2017-01-11 09:27
ぼんちゃんママさん、親の会のご紹介ありがとうございます!みんなで意見を出し合い、お勉強もして、このような子供達の居場所を公にも意見していかなければ、何も変わらないのではと思います。何が一番って、子供たちですよね!大人の都合や下心を持っていては一番大事な子供目線が後回しにされてしまうと思います。現状を少しでも改善するには親の会の力が絶対必要です。みんなで同じ方向を向いていきたいですね。
チルドレンファースト!(笑)
Commented by icecream07 at 2017-01-11 09:40
robo君ママさん

全てがむなしく感じて廃人のように…という状態、よくわかります。
私はrobo君ママさんのブログを読み、1年生の時に個別支援級を選択しなかったことが良かったのかどうか、などと考えていました。
過ぎてしまったことだから今頃”もし…”と考えても仕方のないことなのですが、あまりに不安が強いタイプなので、少人数の中でのんびり過ごすことができたらそれも良かったのかな、と…
と言いつつ、不安も私程度(多分、一般よりちょっと不安症です)だと思い込んでいたため、気付けなかったことではあるのですが。
ですので、それにがんじがらめになっている時は好きなことにも注意が向かず、気の毒です。
不登校になり、私と共に過ごす時間ができた時に、初めてぼんちゃんがギリシャ神話や古事記などに詳しいのだと気づきました。
ちょうど上野で古代ギリシャ展が始まったばかりだったので行ったのですが、ぼんちゃんはとても楽しんでおり、分かる範囲でですが、説明もしてくれました。
もっと深くその世界に繋がりを持たせてあげたいと私は思ったものです。
そして、パンクロックが大好きだということも。
興味の対象が広すぎて、このままでは的を絞るのが大変そうです(感性だけで生きている!)

ぼんちゃんは静かな子ではないのですが、仰る通り自己主張が苦手です。
できれば問題を起こさずやり過ごしたいと考えている風。(十分目立っていますし、問題視されてますが汗)
当然ですが、今は学校では問題(凹み)ばかり目立ってしまっていて、ますます居場所がなくなっている感じです。

robo君ママさんも居場所について悩んでおられるのですね。
学校とは、個別支援級とは、と、考えてしまいます。
しかし、robo君の凸部分に気づいて下さる教室でもあって、それはそれでとても大切なことだとも思いました!
これから受験なんですね。
robo君、ママさん、頑張って下さいね!

学校教育については、私は悩んでばかり。
ディスレクシアについて、ですが、地元議員さんが協力的で有難いです。
やはり、こちらも親の会からスタートし、現場に訴えていくことが大切だと教えていただきました。
議会でも取り上げていただいたようで嬉しいです。
少しずつステップを踏んでいけたら、と考えています。
Commented by icecream07 at 2017-01-11 09:41
robo君ママさん、続きです。

ところで、ぼんちゃんもレゴが好きです。
ぼんちゃん作の車にもプロペラ(?)がついていたので、robo君のレゴのお写真を見て思わず嬉しくなってしまいました(*^^*)
Commented by icecream07 at 2017-01-11 10:01
きらりママさん

新しい親の会の立ち上げ、ありがとうございます。
そうそう、子供たちが1番!
三人寄れば文殊の知恵、きっと有意義な会となっていくだろうと思っています。
robo君ママさんのコメントにも書きましたが、現場に訴えていくには親の会が有効であると地元議員さんから教えていただきました。
ギフテッドも、まずは理解していただくことが大切ですよね。
皆で目的に向かって、楽しみつつ頑張りつつ参りたいですね!

先陣切って会を立ち上げるのは勇気が要ります。
きらりママさん、ありがとう。
by icecream07 | 2017-01-10 08:27 | ギフテッド/2E | Comments(7)